2016年8月30日火曜日

2016.8.29

東京都、都知事選で小池百合子さんが圧勝した理由のひとつは議会の闇に光を照らす、という公約であったのでは、と思っているのですがどこもよく似ているんだな~
都議会のドンと言われる内田議員の存在も、西尾と似ているな~しかも風貌まで・・と思うのは私だけでしょうか(^^;)
という事で、西尾も市と議会に光を照射していきましょう~!
徐々に出つつあるPFI西尾方式の資料です。
今日は、本来契約書に付けるべきものであった、業者さんへの毎年の支払い計画書、議員さんたちが要求してもなっかなか出てこなかった計画書です。
ただこの票を見てもどう判断してよいのやらよくわかりません。議員さんたちにも説明はなかったようです。
欄外に書いてある
※本票はあくまで契約時点での支払い計画予定です。今後の事業動向、モニタリング結果により変更される場合があります。
と、なんとでもなる的な事が書いてあるのが気になりますが。
5年後には補助金もなくなり、財政は厳しくなる一方です。しっかり見ていきましょう。
以下に、市の業者への『毎年の支払い計画書』を鈴木のりこ議員のHPよりリンクさせて頂きました。
http://www.noriko.to/201608_pfi_kessai.pdf

2016.8.24『給食を考える会』

「給食を考える会」より
本日は先日お知らせした、給食を考える会と、教育委員会との懇談会に参加しました。
給食の会は現場で働いている給食婦さん、保育園の元園長さん、アレルギーの会のお母さん、前田市会議員など、を含めた11人で、委員会側は9人のメンバーでした。時間は1時間程です。
まず現在の進行状況は、給食センターの土地取得の調査中(福地憩いの農園近郊)で、思った以上に法的な問題で難航しているようです。その他の事はまだ進んでいない様でした。
私たちの方から出た話はは一番問題視している、6次産業化という問題です。訳の分からない名前がついていますが、要は給食を作って、施設が空いている時間を使って民間のお弁当を作って売る、という話です。
これは現場の声や現実的な事を考えるとありえない話で、全国的にもこのような事をやっているのは1件くらいの様です。(お弁当を生業としている方からも、そんなに甘いもんじゃない、と怒られそうです)
本来給食は学校教育の一環で、子どもたちにとって、どのような給食を提供するのが一番良いのか、という事を第一に考えるべきで、そこで利益を上げそれでコストが下がるから、などというコスト優先的な考えを持ってくるというのがおかしな話で、しかもあくまで民間事業で上手くいくかわからないようなものを、大切な給食と抱き合わせる、という発想が信じられません。
今日の懇談会で感じたことは、教育委員会がPFIを進めている資産経営課と業者に、何も言えていないのでは、という疑問と、教育委員会としての方針もコスト優先になっているのではないかという不信感です。
たまたまこの給食センターが棚上げになったから、また議論になっていますが、そのまま行っていたらどうなっていたかという事を考えると、ぞっとします。
今日の懇談会での収穫は教育委員会課長の『6次化になることで、給食に安全性が確保できない、などという事には絶対しない』
というお言葉を頂きました。
今後、市、業者との打ち合わせの中でそこのところはきちんと押さえ、説明をしてもらいたいものです。
教育委員会がどこまでできるかという事にかかっている気がします。
皆さんも是非、教育委員会宛に西尾市の給食についてどんなことでもよいので意見しましょう。
でないと今まで築いてきた西尾市の素晴らしい給食はどんどんひどい状態になってしまいます。
そして先日の要望書は9月20日を期限として解答を頂きます。

2016.8.18『給食を考える会』

「給食を考える会」より
建設地が決まってなかったという,ありえない理由で棚上げになっている給食センター。
PFIで業者に丸投げでは子供たちの大切な給食は守られません。
給食を考える会では8月23日に、教育委員会との懇談会の際に要望書を提出します。
この場で多くの方にお知らせすることにより、市、教育委員会には迅速に誠意をもって対応してもらえるよう促していきたいと考えています。
本当に給食センターは待ったなしなのです。
下記に要望書を添付します。
またこの懇談会を傍聴等されたい方はFBのメッセージより私に連絡下さい
懇談会は8月23日(火)午後5時より一時間程度
場所 西尾市役所5階56会議室
 

2016.8.10

PFI契約が議決してすでに1か月以上経ってしまいました。
私含め何がどれくらい進んでいるのか気になっている方も多い事でしょう。
私たちには知るすべがないので、PFIに反対した鈴木のりこ議員が自身のHPで公開している進行状況の報告をこちらで載せる許可を頂きました。しかし急いで契約した割には進んでいないようです。(^^;)
以下、鈴木のりこ議員のHPより
6月議会のPFI契約の議決後、
担当の資産経営戦略局からは、何の音沙汰もありません。
  
議員の多くが強く要求・・・・していた
“年度毎の支払い額”の一覧表は、議決が済んだ直後、
議会事務局にある、各議員の状差しに投げ込まれていただけ。
その10日後、
PFI受注業者が昨年、市に提出したものの非公開だった「企画提案書」も投げ込みで、担当からは一言の説明もありません。
 (それも肝心のページが黒塗り状態)
まだまだ検討事項もあるというのに、その後のスケジュール説明も無いまま、1か月以上が無為に過ぎたわけで、
さすがに賛成した議員からも大ブーイング!!
今日開かれた企画総務部会(議会のない月に開かれる執行部との会議 )では、「議決が済んだら、議会は用済みか!?」
との質疑が相次ぎました。
8月25日に議員全員協議会を開いて、説明する予定だというのですが、その日程調整には、業者の了解が必要・・・・・・・なのだそうです!!?????
皆さん、これってどう思われます?

2016.9.1

皆様~~すみませ~ん<m(__)m>
前回の投稿が違っていると前田議員からご指摘がありました。
どうやらこの記事は2年前に市が行った積算を今頃になって出してきた物で、現在の契約内容ではないということです。
今回の業者さんの見積もりは出さない、と書いてあります。
以下、前田議員のコメントより
「5階建て3棟というのは、2年前に、市が327億円を積算した段階での計画です。spcが、経費を削減するために、それを10階建てに替えて提案してきたもので、現在も変更ありません。今頃、当時の説明をするもんだから、訳がわからなくなりますよね。」
という事ですが、経費を安くするため10階建てにしたそうですが、結局安くなっているのかは個別の見積もりは出ないので、わかりません。
全体金額は変わっていないので、削減した分はどこへいったのか??
ではやっぱり10階建ての市営住宅はそのままですか・・・・(-_-)
やっぱり避難訓練は必要のようです。(^^;)

2016.8.3

笑うしかないpart2
驚くことが発覚しました。
6月議会の最終日、27日のPFI採決の議会中継をHPで公開しない事がわかりました。
このビデオはできるだけ多くの市民に見てもらいたいと思って、アップされるのを楽しみにしていたのですが、もう終わってから1か月経つのにアップされないので、
議会事務局に電話してみたら、最初からこの最後の採決は公開しない事になっている、というのです。今までもそうだった、というのです。驚きました!
途中の物は全部出しておいて、最後は見せないというのは、連続推理ドラマの最終回は放送しないというのと同じで、色々あっても最後犯人は誰かわからない、というのと同じです
PFIは通ってはしまいましたが、最終日の反対派議員さんたちの素晴らしい討論をぜひ皆さんにも見て頂きたかった。
この最終回を公開しない意味がわかりません。理由を聞いたら予算を取っていない、と言われました。???
(議会事務局まで来てもらえばここでお見せします、と言われました。私ひとり見てもね・・(笑))
市民にはどのような状況で採決が行われたか、誰が賛成し、誰が反対したのかを知られたくないのか、というのでしょうか。結局、議会は市民に開かれていないのです。本当に呆れます。。
といっても仕方ないので、今度の議会運営委員会でこの件を取り上げ、公開するように働きかけます。
皆さんも議会事務局に意見して下さい。

2016.8.4

PFIで行うはずだった給食センターが仮契約直前に棚上げされ、
現在再契約にむけ調整中です。
私はとりあえず一旦中止になってほっとしているのですが、
今からが大変です。
西尾市の給食はずいぶん前に書いたように、全国でもトップクラスの素晴らしい給食が提供されています。(旧西尾地区の話ですが)
それはその昔、野村さんという素晴らしい給食婦さんがおられ、その方が大変努力され今日に続いているという話です。野村さんは数年前、亡くなられてしまいましたが、その遺志を引き継いでおられる栄養士さん、給食婦さんが沢山おられるので現状が維持できているようです。
給食というのは子供たちの成長過程においてとても重要な役割を果たすと思います。
美味しい給食は、味覚、視覚を育て、情緒豊かな子供を育てる一因となります。
まして現代のように仕事が忙しくインスタントなものばかりの家庭も多い事でしょう。
一日に一回の給食で美味しく栄養バランスの良い給食の提供はとても重要だと思います。
現在、先ほどの野村さんの遺志を引き継いだ「学校給食を考える会」というグループがこの問題をずいぶん前から考え、少しでも学校給食が良い方向に行くように活動しています。
しかし、現在の市、および教育委員会の考えはPFIの名のもとにこの給食問題を放棄し、業者に丸投げというような感じを受けます。
しかも一色の給食センターは大変古く、早く建て変えなければなりません。本来なら一番重要だった給食センターはを置き去りにしての契約はあり得なかったのです。
今後、この問題の進み具合をこの場で報告しながら、みなさんで情報を共有して良い方向に行くように見届けたいと思っています。
監視していく事は重要です。関心のある方は是非グループに入ってください。
写真は愛知県給食献立コンクールで最優秀賞を取った西尾中学校の給食です。

2016.8.3


ちょっと遅くなりましたが、
先日の前田議員が投稿された真っ黒提案書の朝日新聞の記事です。
面白いのでここにキープしておかないと。。(笑)
もう公開しちゃった物をわざわざ墨塗りにして出すなんて、インクのムダとしか言いようない。
ほんと、笑うしかないね!


2016.8.2

Mさん投稿
昨夜、吉良町にある「西尾みなみ商工会」でPFI説明会が開催されました。
 この席で、「PFI一丁目一番地」がもろくも崩壊してしまいました。今回契約された事業でいったい総額いくらの「LCC(公共施設ライフサイクルコスト」削減できますかという質問に、市当局も同席業者(エリアプラン)も回答できない事態となりました。肝心な数字のはずが、市民向けにはどこにも示されていません。
 LCCO2(ライフサイクル二酸化炭素)に至っては全く考慮ことも露見してしまいました。
 しかもその回答は私個人にしかできない様子です!
「PFI一丁目一番地」市民に公言できないのは何故?

2016.7.24

3月の中頃から6月の末まで、西尾市が進めるPFI事業の反対運動をものすごく一生懸命やってきました。
でも結果は議会を通ってしまい、勝ち負けで言うと負けたことになるのですが、
この経験を通じて、何度も挫折と失望を感じましたが、多くの事を学ぶ事もできました。
今まで市の行政に全く関心を持っていなかったので、市の色々な事がどうやって決まっていくのかさえわかっていませんでした。もちろん議員さんの名前なんてほとんど知りませんでした。
しかし、3か月間、情報を集め、多くの方に話を聞き、説明会に何度も足を運び、議会もほぼ関係する所は全部傍聴し、ほぼ毎日FBに投稿し、なんて事をやっていると全容が本当によくわかりました。
しかし、逆にいうと一部だけを見たり聞いたりしているだけでは、簡単にごまかされてしまうのもよくわかりました。
その手口は本当に驚きます。さすがに海千山千の方々ですね。
とにかく市民が騒ぎ出す前に契約してしまおうという計画だったのですが、少し見誤った事は、インターネットの時代だという事を彼らはわかっていませんでした。
ブログだったり、動画だったり、FBだったりで徐々に拡散されたことにより、新聞社やジャーナリズムが関心を持って、かなり取り上げたのは予想外だったと思います。
一番やって欲しくない事をやられてしまったので、最後は死に物狂いで反対議員に電話をしまくる、という所まで追い込まれてしまいました。しかし、こちらの見誤りは、古い議員さんはガラパゴスにおられるので、世間がどうなっているのか全然気づかず、賛成してしまうのです。これには本当に参りました。(笑)
後、一か月時間があればなんとかなったかも・・・という思いは残っています。
それとやはり、これは私たち市民にも大きな問題があると感じています。
それは、無関心、傍観、かかわりたくない、ひとまかせ、面倒くさい、恥ずかしい・・・
人の事は言えませんが、このような市民の感覚につけ込まれた、というのが今回のPFIではないかと感じています。
要は市民はどうせ、なんも言ってこない。一部の批判的な市民だけをかわせばそれでいい、と。
そして議員さえ押さえておけばよい、と。
実際このような状況で市長に逆らい反対していくという事は議員さんにとって簡単なようで大変難しい事だ、という事もよくわかりました。
とりあえず今回はこれで何とか通りましたが、反対する市民グループの努力により、多少の人々にはこの実態を伝える事ができ、今後のPFIの進行の監視にもなるのではと思っています。
ちなみにこのグループ、「西尾市のPFI問題を考える会」のメンバーは何の利害関係もない個人の集団で、みんな手弁当で活動しています。
今後もこの活動は、PFIだけでなく市政が市民の手に戻ることを願って続けていけたらと思っています。
遅くなりましたが、私なりの総括です。

2016.7.20

【情報提供】前田おさむ議員より
朝日新聞にも掲載されました。
議会に報告のあった「企画提案書」と216億円の積算書です。
「契約後、公開する」としてきましたが、こういう実態です。
市は「今後、市民の声を聞く機会を設ける」としていますが、提案の内容が真っ黒で、どう意見を聞くというのか!!




2016.7.12

西尾方式のPFIが議会を通って正式に契約されましたが、西尾市のHPには相変わらず載っていると言えるようなものは掲載されていません。
今後のスケジュールとか、進行状況など載せるべきだと思いますが・・
7月9日の中日新聞さんの記事です。
この方が受注したエリアプランの社長さんですね。とても若いですね。記事を読んで色々コメントしたい事はありますが、やめておきます。
それにしても市民の意見は誰にどのように聞くのかなぁ。
素朴な疑問です。(-_-)

2016.7.2

お隣の高浜市でも、よく似た事が起こっています。
なんで築35年の市民ホールを壊して、医療法人に土地、建物、医療器具を無償提供?
知らないまに24億円を補助してたって!
西尾もしっかり見ておかないとエライ事に・・・
たまたま住民投票のためのチラシが手に入りました。
高浜にお知り合いがいたらぜひ教えてあげてください。
ほんとになんでこう住民無視の事が横行するんでしょう!



2016.6.30

27日の採決の興奮から一息つきましたね。
ここで遅くなってしまいましたが、先日行った、西尾方式PFIの白紙撤回を求める”の皆様から集まったいいね署名ですが、
シェアを含め私の方で確認できた数は118名という事で、全議員さんに送らせていただきました。残念ながら思いは届きませんでしたが。
それと採決の日の事を西尾死ぬかもさんに任せっきりにしていましたが、私も一番気になった事は、10時開催の議会傍聴席が8時には満席になっていたことです。私などは、いつものように10時ちょっと前ではとても、とても入れないですね。しかも、みんなスーツ、又はかなりきちんとした格好で、若くモデルさんのような方もいた事は、驚きでした。反対派の人はみんな隣の傍聴席でTVで様子を見ていたのですが、こちらは私服で年齢も様々な人の集まりで、対照的でした。
なんだかもう対立構造が出来上がった感があり、末恐ろしさを感じました。この感覚は傍聴に行かないとわからない感覚なので、あえてここでレポートさせて頂きました。
私は反対派ですが、賛成討論をされる方がどんな事を言われるのか、ちょっと楽しみにしていたのですが、
時間をかけた、とかまずはやってみて、とか郷土愛、地元企業の信頼、など抽象的な表現が目立ちました。(また議会中継見てください)
このような場合、数字も結構いい加減だという事に気づきました。市は今まで説明会での業者提案のアンケート結果を70%以上の人が良かった、
と言ってそれを公表していますが、実際その場に居ればそれは違うという事に気が付くでしょう。このような数字というのはあてにならないという事がよくわかりました。
反対討論の事は先日の‟西尾死ぬかも”さんが書いていたので省略しますが、素晴らしかったですよ。
これだけの不備がありながら、議会を通ってしまう事が本当に不思議で、残念でなりません。
鈴木規子議員の反対討論全文を参考にリンクしました。問題点がとてもわかりやすく書かれていますので、ぜひ読んでみてください。

鈴木規子議員による反対討論全文
http://www.noriko.to/20160627_argument_for_pfi.pdf

あと以下にほとんどの方がまだ見たことのない、業者さんの提案内容です。
どうやら採決の数日前にHPにアップされたようです。
ただまたものすごーく探しにくい所にあるので以下からご覧くださいね。
これでは市民の意見は聞けないと思いますが・・・
http://www.city.nishio.aichi.jp/index.cfm/10,36534,c,html/36534/20160624-182155.pdf

契約後編を始めるにあたり

西尾市が公共施設再配置の名の下で始めたPFI西尾方式による再配置計画。
ブログ『西尾死ぬかも』ではこのやり方の問題点を多くの西尾市民に知ってもらおうという趣旨で始めましたが、議会を通って2016年6月27日に正式契約されてしまいました。
しかし、この契約はまだまだ中身が見えず、今後30年に及ぶもので、通ってしまったからと言って放置しておいてはとんでもない方向へ行ったり、市の借金はドンドン膨れあがり、将来に付けを回すことになります。
私たち考える会では今後もこの行方を監視し、西尾市民の皆様に情報を公開し、市と議会の闇に光を当て、市民主権の市政になることを願ってこのブログを「契約後編」ということで、引き続けていきます。
尚このブログはフェイスブック『西尾市PFIを見直そう』の保存版です。