2017年1月17日火曜日

2016.12.16
腹立たしい話をご報告します。
昨日の名倉さんの投稿の吉良支所の図面が市民に公表できない理由がわかりました。
昨日図面を見たある議員さんに聞いたところ、フィットネスクラブの専有面積が広すぎて、これでは支所の機能を果たすのか?
という事でした。
私たちは今まで支所にフィットネスクラブが付いている、というイメージでしたが、それは逆でどうやらフィットネスクラブのおまけに支所がついているという感じみたいです。
新聞記事にもあるように、現在ある市内公共のトレーニング室のどこよりも広い面積を取っているようです。しかも浴室までついているという超豪華版です。
これを市民の税金で作るというのですから。図面を見たら反対する市民も出てきますよね~
市長は先日の議会で公共交通機関の答弁で「西尾市はもう予算がないから、もう何もできない。皆さん歩いてください。健康のためにも」と言われました。西尾市はどこまで体育会系なんでしょうね。(^^;)
それとこの図面は市役所内部にも公表されていないようです。実際そこで働く人たちにも見せられず資産経営課とエリアプランだけで進めている。こういうのをエリアプランファーストっていうんでしょうかね。(^^;)
 
12月2日 本日の議会傍聴報告
本日は前田おさむ議員によるPFIについて、先日私たちが提出した住民監査請求にそった質問がされました。前田議員のするどーい質問に市側の答弁はシドロモドロでした。
ぜひ今日の追及はビデオがアップされたら見て頂きたいところです。
今回のPFIの一番明確な違法なところがはっきりしてきました。
それは「買い取り業務」という西尾市ならではの行為、これはPFI法には載っておらず,しかし市は内閣府に確認を取っているからOKなのだという。
何時どうやって確認を取ったのか、その書類はあるのかといえば、ないと答える。
ではどうやって、と聞けば電話で取った、と答える。誰と、と聞けば、わからないと答える。
家庭内の事ならこれでもよいが、国と市でこれはないでしょう?
結局、西尾方式PFIの一番の根幹にかかわることをちゃんとした確認も取らずに進めていることが明らかになってきました。 
通常の公共工事ならあり得ない様な多くの施設を一括丸投げ的なことができてしまっているのはこの「買い取り業務」のおかげなのですが、これ自体の信憑性がどうも崩れつつあります。
またもう一つ重要なもしも工事に不具合があった場合の責任の所在、本来の公共工事なら請け負った企業が全面的に負うところですが、結局今日の答弁ではSPCではなく市という風にしか聞こえませんでした。
最後にPFIとは関係ないですが、大塚久美子議員が市の公共交通機関の充実を求め榊原市長に答弁を求めました。
珍しく市長が立ち上がって答弁し始めましたが「行政のできる事はもう少ない。皆さんもっと歩いてください、健康のためにも」
と言われました。 西尾市民の公共交通機関は自分の足に頼るしかない。。(T_T)
本日の西尾市議会、傍聴報告です。
中村けん議員が市の情報公開についての考えを問いました。
公文書公開請求という制度があります。だれでも開示請求できます。
今年3月11日にPFIの30年間のサービス対価を市と業者がやった場合、どれだけメリットがあるか示す積算根拠を開示するように請求したところ、市は業者に不利益になるという理由で、その差3%ということ以外は全部墨塗りで出してきました。
それに不服申し立てをしたところやっとこの11月16日に「情報公開審査会」は開示するようにという答えを出しました。
かなり遅すぎますが・・・(^^;
中村議員は今日の一般質問で、この結果を踏まえ、現在協議中の給食センターには積算根拠をちゃんと出すように要請しました。
資産経営課の局長はいつものようにルールに則り行います。とだけ言いましたが、
これは今後の流れにひとつ釘を刺したという事で成果だと思います。ただ給食センターをPFIでやるかどうかは聞いていたところではかなり微妙でよくわかりませんでした。
しかし、今更ながらですが、たった3%のメリットで30年1つの業者に任せることにメリットはあるのか?
また市は業者の不利益になるから情報公開しないと言いますが、それによる市民の不利益はどうなるんでしょう?
「住民と自治」付録の東海自治体問題研究所の所報12月号に、西尾市職員組合として記事を掲載していただきました。
「自治体の公共事業のあり方を問う〜西尾市方式PFIの考察」
自治体は法令を遵守する、という前提が崩れる公共事業ではないかという内容です。
法的な問題を整理しているため、読みにくいところは筆者のチカラ不足によるものです。。
全文はこちらから読めます。
https://note.mu/ikyo/n/nd8ac747e4c31