2016年8月30日火曜日

2016.8.4

PFIで行うはずだった給食センターが仮契約直前に棚上げされ、
現在再契約にむけ調整中です。
私はとりあえず一旦中止になってほっとしているのですが、
今からが大変です。
西尾市の給食はずいぶん前に書いたように、全国でもトップクラスの素晴らしい給食が提供されています。(旧西尾地区の話ですが)
それはその昔、野村さんという素晴らしい給食婦さんがおられ、その方が大変努力され今日に続いているという話です。野村さんは数年前、亡くなられてしまいましたが、その遺志を引き継いでおられる栄養士さん、給食婦さんが沢山おられるので現状が維持できているようです。
給食というのは子供たちの成長過程においてとても重要な役割を果たすと思います。
美味しい給食は、味覚、視覚を育て、情緒豊かな子供を育てる一因となります。
まして現代のように仕事が忙しくインスタントなものばかりの家庭も多い事でしょう。
一日に一回の給食で美味しく栄養バランスの良い給食の提供はとても重要だと思います。
現在、先ほどの野村さんの遺志を引き継いだ「学校給食を考える会」というグループがこの問題をずいぶん前から考え、少しでも学校給食が良い方向に行くように活動しています。
しかし、現在の市、および教育委員会の考えはPFIの名のもとにこの給食問題を放棄し、業者に丸投げというような感じを受けます。
しかも一色の給食センターは大変古く、早く建て変えなければなりません。本来なら一番重要だった給食センターはを置き去りにしての契約はあり得なかったのです。
今後、この問題の進み具合をこの場で報告しながら、みなさんで情報を共有して良い方向に行くように見届けたいと思っています。
監視していく事は重要です。関心のある方は是非グループに入ってください。
写真は愛知県給食献立コンクールで最優秀賞を取った西尾中学校の給食です。